文具の販売を始めました。

皆様、寒い日が続きますが風邪をひかずに元気でお過ごしでしょうか。

私は1月に風邪をひいて寝込んでしまいお休みをいただきました。幸いインフルエンザではなく、週末休んだだけで長引くことはありませんでしたが、皆様もお気を付けください。

私は勤務地が自宅の近くで、自転車で通勤なのですが、ぬいぐるみが歩いているかと見間違うくらい着込んで防寒対策にしています。早く暖かくなってほしいものですが、暖かくなると今度は花粉症が始まるので悩みどころです。

このブログは当初ツキイチくらいで発表できたらいいな、と思って始めたのですが、年末年始あたふたとしているうちに2か月ほど飛んでしまいました。申し訳ありませんでした。楽しみにしてくださっていた方がもしいらっしゃいましたら、今後は間を空けないよう頑張りますのでよろしくお願いします。

1月に第158回芥川賞、直木賞が発表になりました。受賞作は以下のとおりです。

 芥川賞 石井遊佳「百年泥」新潮社@1,296円

 芥川賞 若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」河出書房新社@1,296円

 直木賞 門井慶喜「銀河鉄道の父」講談社@1,728円

今回は各出版社の重版の量が多く、取次の大阪屋栗田の営業の方が頑張ってくださって、早い段階で店頭に本を並べることができました。

中でも若竹千佐子さんの本は飛ぶように売れていて、入荷しては売り切れるという状態が続いていました。現在は在庫も十分ございます。

若竹さんは年齢が63歳で、第148回受賞の「abさんご」黒田夏子さん(当時75歳)に次ぐご高齢が話題になっていますが、今は60歳過ぎて働いている方、お元気な方は全然珍しくありません。

店頭に立っていて、ご高齢のお客様が多いことは常日頃ひしひしと感じていますので、若竹さんの受賞は、今後、本の世界は読み手も書き手も高齢化していくことを表しているのでしょうか。

当店では、この度文房具を取り扱うことになりました。

文房具を置いている書店は数多くありますが、一般的に定番品ばかりを置いていて、最初は良いのですが、だんだんと売り上げが下がってくるようになってしまうそうです。

文房具店では定番6割、新製品4割にして、常に商品を入れ替えお客様の注目を集めるようにしないと売り上げを伸ばすことはできないそうです。

お隣で営業しておられた文房具屋さんが閉店されて、お客様の困ったという声をよく聞くものですから、書店のほんの一部を文房具店に改造して...いえいえ、改造は大げさで書棚を文具用什器に入れ替えただけですが、文房具を販売することになりました。

すると、今まで書店には見なかった生徒さんが多く来てくれるようになりました。

また、想定していなかった問い合わせを多く受けました。たとえば、鉛筆の名入れはできますかとか、名刺印刷をしていますかとか、ゴム印は作れますかとか、印鑑ありますか、などです。

そんなことも文具屋さんでやっていたのか、と新しい発見がたくさんの毎日です。

こんな調子で、自分でも大丈夫かなと心配ですが、そこはいつものように何とかなるさと覚悟を決めています。

次のブログ更新の頃には、ぽかぽかのお昼寝日和になっていればいいなぁ。

...というところで今回はこれにて。

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